作品紹介

『海からの詩』

『海からの詩』より

秋の海

今年の仕事を終えた
海に
太陽が泳いでいる

日射しは 波と共に揺れて
海に
夏の記憶を呼び起こす

この夏も
よく働き
よく満たされた

この腕の中で
たくさんの
人々を遊ばせて

夏の記憶に
海は
ふっと目を細める

そして
海は
ふっと来年を思ってもみる

海に
秋の太陽が泳いでいる


 
詩集『海からの詩(うみからのし』(小学館スクウェア)を出版しました。 お求めは全国主要書店、もしくはネット書店で。 お近くの書店にてISBNコード「9784797984316」をお伝えいただいてもご注文できます。

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『私の、甘く悲しい一日』

『私の、甘く悲しい一日』より

無題

もみじが陰を落とし
まっ赤な校庭が
暮れてゆく

今日もキミを見ていただけの
僕の心

 
 
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『タウンニュース』コラム

情報紙タウンニュースにて、コラム「砂浜で生まれたものがたり」を10年間連載しています。 かいのどうぶつえん(角田元さん)作の貝殻で作られた動物と私の詩のコラボレーション企画です。 毎回、精巧で表情豊かな貝の動物から受けた印象を詩にしています。

水平に

心を尽くして話しても
偽善だと言われる

疑問を投げかけると
生意気だと言われる

何をどう話せばいいのか

ぎったん ばっこん
ぎったん ばっこん

昼の月もゆれている

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